JN-MD-IPS133UHDR-T レビュー Windows PC・Mac・iPhone・Swich2で使ってみた評価
モバイルモニター「JN-MD-IPS133UHDR-T」のレビューです。
ずっと試したいと思っていたモバイルモニター。接続したいのはWindows PC。外出時に持っていき、現場で使えたらいいかななんて思ってました。少人数での打ち合わせの時とかにササっと出して画面共有したりできると、会話も広がったりして一目置かれそうかなっと。会議アプリで画面共有すればいいじゃんって声が聞こえそうだけど、意外と打ち合わせでPC持ってこない人多いのよ。会議アプリなんて使えないって人もいるし。とまあ、これは余談だけど。
そんで、何を買うか悩んだあげく、「JN-MD-IPS133UHDR-T」を購入。理由は日本の会社だったから。「JAPANNEXT」という会社が企画・販売・サポートしている。製造は委託で「MADE IN CHINA」になっているんだけど、何かあっても大丈夫かなって安心を買った感じ。
ここでは モバイルモニター「JN-MD-IPS133UHDR-T」の個人的な評価 を紹介します。
目次
製品スペック
まずは「JN-MD-IPS133UHDR-T」の製品スペックを簡単に紹介。
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- サイズ & パネル:14インチ/IPSパネル/非光沢
- 解像度 & HDR:4K(3840×2160)、HDR400相当
- 入力端子:mini-HDMI×1、USB-C×2(DP Alt mode / 給電対応)、スマートケース付き
- 画質/明るさ:最大輝度500 cd/m²、コントラスト比1500:1、sRGB 100%、DCI-P3 100%対応(広色域)
- HDMI仕様:mini-HDMI 2.0 により 3840×2160 @ 60 Hz 表示対応
- サイズ(外寸):約 1.23 × 32.5 × 20.5 cm(厚さ × 幅 × 高さ)
- 重量(本体のみ):約 800 g
- 10点マルチタッチ対応(USB-CまたはHDMI+USB ケーブル併用で有効化)
- 75×75mm VESA対応、スマートケース付属、1W ×2スピーカー内蔵
今回は家庭用ゲーム機でも使えるか試そうと思ったので、話題のSwich 2に対応していることもポイントとした。つまり、「モニターのHDMI端子が4K@60Hz(HDMI2.0相当)に対応しているか」ってことね。
Switch 2はドック経由で4K/60Hzを出力します。
詳細はJAPANNEXTの公式サイトをチェック。
開封の儀
早速、開封してみた。購入したのは「JN-MD-IPS133UHDR-T」で、タッチパネル対応モデル。
「JN-MD-IPS140UHDR」と「JN-MD-IPS140UHDR-T」の違いは「タッチ操作の有無」だけ。画質や端子仕様は同じ。ただしペン入力は「スタイラス専用」ではなく、指タッチが主用途となっている。
使っているWindows PCがDynabookで、タッチ操作搭載モデルなんで、なんとなくタッチ操作ができる方がいいかなと思っただけ。不要なら「JN-MD-IPS140UHDR」で十分。ちょっと安いし。
パッケージ
「JN-MD-IPS140UHDR-T」のパッケージ。予想よりオシャレだった。
箱を開けた様子。ワクワクが押し寄せてくる!
付属品
「JN-MD-IPS140UHDR-T」の付属品の様子。
付属品は下記の通り。
- miniHDMI to HDMIケーブル
- Type-Cケーブルx2
- Type-C to USB-Aケーブル
- 電源アダプター
- マニュアル
- VESAネジ
- 保証書
- スマートケース
デザイン
「JN-MD-IPS140UHDR-T」の外観や重さをチェックしていく。
外観
付属のスマートケースを使ってモニターの位置を調整できる。調整角度は2段階。
画面は光沢仕上げのため反射が目立つ印象。
右側の様子
- miniHDMI:2.0 (3840x2160)@60Hz
- Type-C : 3.1 (3840x2160)@60Hz
- Type-C : 3.1 (3840x2160)@60Hz
左側の様子
- 電源ボタン
- ロールキー
- オーディオ出力
1Wx2のスピーカーを内蔵しているけど、音はいまいち。音質にこだわるなら、別でBluetoothスピーカーを用意した方がいいレベル。
背面の様子
背面には、75x75mm (M3x6mm)のVESAマウント。付属のVESAネジを使えば、モニターアームが使える。まあ、モバイルモニターなんで使うことはないと思うけど。
重量
重さは公式では「本体:約800g」「スマートケース:約300g」ってなってるけど、実際はどうだろうか。
本体のみでは「809g」。
スマートケース付きでは「1097g」。
おおむね公式通り。だけど、実際にスマートケース付きで持つと重たいイメージ。筆者は「Dynabook VZ/HUL」を使っているんだけど、PCの方が軽いんで、セットで外出するとカバンに入りきらず、ちょっとした荷物になってしまう。とほほ。
性能チェック
見せてもらおうか。14インチ/4K(3840×2160)IPSパネル、HDR対応(HDR400相当)、輝度最大500 cd/m²、sRGB 100%、DCI-P3 100% 色域対応の性能とやらを。
というわけで、各種デバイスを接続した様子を解説。
iPhoneを接続した様子
まずは、iPhoneを接続した時の様子から。
iPhone 16 Proで動画を再生しているところだけど、4Kと広色域の組み合わせによって映像を鮮明に表示してくれている印象がある。部屋が暗めなせいもあるかもだけど、色鮮やかな印象だった。タッチ操作は不可。
Macを接続した様子
表示に問題はなし。外部ディスプレイとしては十分な性能。ただ、タッチ操作はダメだった。使っているMac自体がタッチ操作対象外のためか、拡張表示でモニター側をタッチすると、Mac側がクリックされてしまう。Macで使うならタッチ操作機能がついてないモデルの方がよさそうだ。
Windowsを接続した様子
拡大率300%推奨となっていたけど、あえて200%に変更してみた。表示の問題はない。外部ディスプレイとしては十分な性能。文字は精細で見やすい印象がある。タッチ操作は割と正確。動画の再生・停止などのタッチ操作もスムーズだった。
Swich 2を接続した様子
おそらく誰もやってないであろう「JN-MD-IPS140UHDR-T」を使って、Swich 2でマリオカート ワールドで遊んじゃおうって。まあ、普通に使える。レースしても違和感はなし。ただ、Swich 2側のHDR調整で、モニターへの明るさの出力を調整できるようになっているんだけど、設定しても残念ながら「右だけ見えなくなる」って状態にはならなかった。次の画面の「明るさ調整ゲージ」で暗くしても明るい気がしてなー。暗い部屋でやるときはどうしたものかって感じ。まあ、このモニターでゲームする気はないんだけどね。
スマートケースはいまいち
はっきり言って、スマートケースはいまいち。滑りやすいし、本体からも外れやすい。正直、ここは期待値高かっただけに、残念な印象となってしまった。iPadのマグネットケースみたいなものを想像していたんだけど、全然別物なんで注意が必要。
なんならスマートケースは外して、モニタースタンドを用意した方がいいかも。タブレットスタンドを1つ買うだけでストレスはなくなるだろうな。
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まとめ
モバイルモニター「JN-MD-IPS133UHDR-T」の購入レビューでした。
Windows環境では、高精細・色鮮やかで、文字も読みやすい。タッチ機能もよき。Mac、iPhoneで使うならタッチ機能なしモデルを選んだ方がいい。
また、持ち運べるけど、PCよりも重くなる場合があるので、1つのカバンでお出かけってのは厳しいかも。価格は満足度に比べたら、やや高めな印象かな。
とまあ、ネガティブな評価もあったけれども、持ち運べるモニターが仕事アイテムに仲間入りしたのはよかった。これからドンドン使っていこうっと。
この情報が購入を検討している方のお役に立てればうれしいです。
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おつかれさまでした。