iPhone 画面に黒い斑点(ドット抜け)が出たのでやったこと

iPhoneで画面に黒い斑点(ドット抜け)が出たのでやったことです。

iPhone 画面に黒い斑点(ドット抜け)が出たのでやったこと

ある日、突然iPhoneの画面に黒い斑点があらわれました。最初はフィルムと本体の間にゴミでも入ったのかと思って無視して使っていた。でも掃除してもなくならない。筆者は基本ブラックモードで使っているので、Lineやスマートニュースなどのアプリを使っているときには気にならない。ただ、白い背景のアプリを使うとスクロールしても同じ場所に黒い斑点があって邪魔になる。これが日を追うごとに気になって気になって、結構なストレスになりました。

調べてみると「ドット抜け(ごくわずかな黒い点や、常時点灯する赤、青、緑の点)」ってことらしい。つまり、液晶ディスプレイの不具合だ。

今回の対象iPhoneは「iPhone 13 Pro」です。発売からすぐに購入したため、まだ数か月しか利用していません。初期不良の範囲内じゃないかと思いつつも、iPhone購入時に「AppleCare+」には加入していなかった。そもそも保証期間ってのがあるのかもよく把握できておらず、Appleから高額請求されるんじゃないかとこの時点では心配になっていました。

ここでは iPhoneで画面に黒い斑点(ドット抜け)が出たのでやったこと を紹介します。


ドット抜けとは

ドット抜け」とは、ディスプレイの点が指定した通りに光らない、または消えない状態のことを指します。「輝点」と「黒点」の2種類があり、輝点は黒い画面にすると光る点のこと、黒点は逆に白い画面にすると、黒もしくは白以外に光る点のことです。筆者のiPhoneは「黒点」だったというわけだ。

https://support.apple.com/ja-jp/HT202025

試したこと

ドット抜けを治す方法」みたいな検索をするといくつか出てきます。

  • 何度か再起動する
  • ドット抜けしている部分を押す
  • 修復ツールを使う

はっきり言ってやるだけ無駄です。自分で修復するのは自己責任となり、後でAppleの修理サービスを受けられなくなる可能性があるので、無理してやらない方がいいです。特に怪しい修復ツールとかは絶対にNG!

保証状況の確認する

Appleのサイトで保証状況とサービス期間を確認できます。

https://checkcoverage.apple.com/jp/ja/

シリアル番号(「設定」>「一般」>「情報」)を入力し、コードを入力。「修理サービス保証:有効」になっていればOK。

シリアル番号とコードを入力して修理サービス保証を確認する

仮に無効になっていたとしても、電話、チャット、メールなどでサポートが受けられます。次の「電話サポートを予約する」で説明しますね。ちなみに後述しますが、保証外のディスプレイ修理には3万以上かかります。

電話サポートを予約する

「修理サービス保証:有効」だったら、Appleのサイトから修理サービスが受けられます。仮に無効だったとしても電話、チャット、メールなどでサポートが受けられます。まずは電話サポートを予約して、現在のiPhoneの状況を担当者へ説明しましょう。きっとベストな解決策を提案してくれます。

Appleサポートへアクセスします。

https://getsupport.apple.com/?locale=ja_JP&caller=psp&PRKEYS=

「iPhone」を選んで「ドット抜け」と検索します。

iPhoneを選んでドット抜けと検索

「電話サポートの予約」を選んでシリアル番号(「設定」>「一般」>「情報」)を入力します。

電話サポートの予約を選んでシリアル番号を入力する

希望の日時を選択しましょう。

希望の日時を選択する

待っていれば予約日時に電話がかかってきます。

電話は苦手って人はチャットを利用するといいですよ。

修理サービスを予約する

電話で担当者と会話したところ、ドット抜けは製品不良ということで、無償で修理をしてもらえるとのこと。どうやらディスプレイの交換になるようですね。そのまま修理サービスの予約を取ってくれました。めちゃくちゃ丁寧に対応してもらって一安心といったところです。

ちなみにApple製品のサポートをおこなっているのは「Genius Bar(ジーニアスバー)」といいます。Apple Storeに併設されており、常駐スタッフはApple製品のスペシャリストだ。

担当者によると、iPhoneをはじめとするApple製品の修理は、Genius Barへ直接持ち込むか、Apple Storeへ郵送するか、の2択しかないとのこと。郵送するってことは長時間iPhoneを手放すことになる。筆者は都内在住なのでGenius Barへ直接持ち込むことにした。地方在住者は郵送になるんだろうけど、その際は古いiPhoneなどに一旦情報とSIMを移してから郵送すればスマホなし生活ってのは免れるかも。そんな機種ないよって人は、余剰を持ってる人から借りるかくらいしか思いつかないなー。通信キャリアや携帯ショップでは対応が変わるかもなので、いろいろ相談してみるといいかも。

ネットでは先に新品を送ってくれたー、なんて記事を見たことあるけど、電話で担当者に確認したところ、そういうサービスはないって回答でした。昔はあったのか、ネットの人が特別な障害だったのかはわからないけど、とりあえず持ち込むか、郵送かの2択しかないので、注意して選択しましょう。

Genius Barへ持ち込むにあたって下記の対応をしておきましょう。

  • Apple IDとパスワードを準備しておく
  • データをバックアップする
  • 最新のiOSへアップデートする

Genius Barでは、データの保証はしてくれません。iCloudへバックアップ、もしくはiTuneを使ってPCにバックアップしておきましょう。

Genius Barへ行ってきた

Apple Store 銀座にあるGenius Barへ行ってきました。

Apple Store 銀座

エレベーターで4Fに上がって、予約したことを伝えるとスペシャリストが対応してくれた。

まず、スペシャリストに現在のiPhoneの状況を説明して症状を確認してもらいます。その際に言われたのは、

  • 持ち主の過失による故障だった場合は修理しないでディスプレイの蓋を閉じること
  • 内部に問題があった場合には元の状態で返却されない可能性があること
  • データの保証はできないこと
  • フィルムははがしてしまうこと

などです。注意事項を聞いたらサインして「iPhoneを探す」の機能をOffにします。この時にApple IDとパスワードが必要となりますので準備しておきましょう。

ちなみにその場で見積書をメールでもらうんだけど、ディスプレイの修理単価には「¥33,345」って書いてあった。請求金額は「¥0」だけど。つまり、ディスプレイ修理には3万以上かかるってことですね。

ディスプレイの修理見積メール

修理は約1時間で終わります。その間は銀座の街をウロウロするなり、お茶して時間をつぶすなり、好きにして待ちます。

ちなみにiPhoneが手元にないことに注意してください。

  • コーヒーを飲める店を探すこともできない
  • うまく店を見つけても店内でスマホなし
  • もちろんPayもできない
  • 街をウロウロしすぎて迷子になると戻れない

たった1時間iPhoneを手放しただけで不安で仕方がなくなります。

戻ってきたiPhoneを見たときはホッとして大事に使おうと心に決めたものです。

まとめ

iPhoneで画面に黒い斑点(ドット抜け)が出たのでやったことを紹介しました。

ドット抜けは一度気になると使っていてウンザリするくらいストレスになります。修理してからは快適に使えています。やはりiPhoneの修理はGenius Barに任せるべきだなーと感じました。Apple Storeはおしゃれだし、いろんなものが置いてあるし。スタッフの対応もすごく丁寧で、わかりやすい説明をしてくれました。可能なら時間を作って持ち込むことをおすすめします。

おつかれさまでした。

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