iPhone 17 Pro(コズミックオレンジ) レビュー! 16 Proとの比較もあるぞ!
iPhone 17 Proのレビューです。

iPhone 16 Proの購入レビューをしてからもう1年以上も経つのかー。毎年のことだけど、今年も機種変更して1か月以上使ったのでレビューします。
今回の変更のきっかけは、なんといっても色!コズミックオレンジを店頭で見た時に「おお、カッコイイ!」って思ってしまった。これだけ派手な色だったら、自らiPhoneの機種変更したなんて言わなくても周りが気がついてくれるので、会話が弾む一つのきっかけが作れるよね。
ただ、発売当初は「eSIM」になることでトラブルが出るのではないかと心配して若干様子見していた。予想通り初期はあったみたいだけど、今はすっかり安定しているみたい。
せっかくなので、iPhone 17 Proの特徴や使用感を、iPhone 16 Proと比較しながら紹介したいと思います。
これからiPhone 17 Proの購入を検討している方のお役に立てればうれしいです。
iPhone 17 Proの進化
iPhone 17 Proの新要素としてはこんな感じかな。
- アルミニウムボディで巨大なカメラバー
- 全カメラ48MP化、望遠は光学8倍
- ベイパーチャンバーで冷却機能アップ
- 最新A19Proチップ搭載
- バッテリー大容量化&充電速度高速化
- eSIM化
アルミニウムボディで巨大なカメラバー
iPhone 17 Proでは、ボディ素材がチタニウムから、アルミニウム製のユニボディに変更されています。カメラバンプはより巨大なカメラバーになり、端末上部を占領しています。

鍛造の強化アルミニウムを採用することで、前面は前モデルの3倍の耐擦傷性能になった模様。背面も耐擦傷性能上がっているとか。頑丈さはチタニウムにも負けてないぞってことですね。ちなみに、iPhone 16 Proより6〜7gほど重くなっているの要注意。まあ、2日も使っていれば気にならなくなるけどね。個人的にはアルミニウムボディと巨大なカメラバーはインパクトが強くて気に入っています。
全カメラ48MP化、望遠は光学8倍
iPhone 17 Proでは、アウトカメラが全て48MP化されました。

光学ズームは最大8倍、デジタルズームは最大40倍。望遠性能が強化されましたねー。インカメラもセンターフレーム対応の18MPに変更され、iPhoneを縦に持ったままでも横向きの写真や動画を撮影できるようになりました。やったぜ!
ベイパーチャンバーで冷却機能アップ
iPhone 17 Proでは、「ベイパーチャンバー」式の冷却システムを採用し、冷却・排熱機構がリニューアルされています。
地味な進化だなと思う人多いと思いますが、今回のテクノロジーの目玉みたいですね。鍛造の強化アルミニウム素材や、特徴的なカメラバー形状は、放熱のためにあるようなデザインのようです。Androidのハイエンドモデルではすでに採用されています。夏場にどれほど耐えられるのかはわかりませんが、スマホが熱くならないのはうれしいですね。
最新A19Proチップ搭載
iPhone 17 Proでは、「A19 Pro」チップを搭載しています。チップの進化と放熱構造の変更によって、iPhone 16 Proよりも最大で40%も高いパフォーマンスを維持できるようになっているとか。ハードなスマホゲームやる人にはうれしい進化ですね。
バッテリー大容量化&充電速度高速化
iPhone 17 Proでは、ビデオ再生時間が最大33時間となっています。急速充電にも高速化していて、40Wのアダプタを使うことで、20分で最大50%まで充電できます。
eSIM化
iPhone 17 Proでは、SIMカードトレイが廃止され、eSIM化されました。筆者はソフトバンクユーザーなんですが、Webから機種変更の手続きしてプランを決めて契約を済ませた後、本体が届いて本体の電源を入れた時点で認証が完了して普通に使えるようになりました。初回、移行にミスってiPhone 17 Proの初期化からスタートになって焦ったんですけど、特に再手続とか不要でしたね。思ったより簡単に移行できてよかったよかった。
iPhone 17 Proのデザインチェック
iPhone 17 Proのデザインについてチェックしていこう。
iPhone 17 Proのパッケージと付属品
ここ最近パッケージ変化はなしですな。

付属品は、「USB-C充電ケーブル」、「マニュアル」のみ。eSIMになったので「SIMピン」も付属しなくなりました。

iPhone 17 Proの外観
iPhone 17 Proの背面の様子。やはりiPhoneは美しい。派手な色でありながらも高級感もあって気に入っています。側面が丸みを帯びているので、握り心地がとてもよい。

変色するって噂を聞いたことがあるけど、1か月くらい使っても特に何もないですね。
iPhone 17 Proの下側は「USB Type-C」。

上側の様子。iPhone 16 Pro同様なにもない。

右側には「サイドボタン」とiPhone 16 Proから追加された「カメラコントロール」が配置されています。

左側は「アクションボタン」、「音量ボタン」となっている。「SIMトレイ」がなくなって、スッキリした印象です。

アクションボタンは初期設定で「消音/着信音の切り替え」が割り当てられているわけだけど、相変わらず何を設定してよいか決めきれず、筆者はそのまま使っている。というか、使ってないっていった方が正解かなっと。あはは。
iPhone 17 Proと16 Proの外観比較
iPhone 17 Proと16 Proを並べてみました。

iPhone17 Proは、角の丸みと側面のカーブにより、手に自然に馴染むデザインです。iPhone16 Proより若干幅や厚さが変わっていますが、持ちやすさは変わらないですね。

iPhone 17 Proの携帯性
iPhone 17 Proの携帯性は、16 Proに比べるとズッシリとした印象があります。
| iPhone 17 Pro | iPhone 16 Pro | iPhone 15 Pro | |
|---|---|---|---|
| 高さ | 150.0 mm | 149.6mm | 146.6mm |
| 幅 | 71.9 mm | 71.5mm | 70.6mm |
| 厚さ | 8.75 mm | 8.25mm | 8.25mm |
| ディスプレイサイズ | 6.3インチ | 6.3インチ | 6.1インチ |
| 重さ | 206g | 199g | 187g |
iPhone Proシリーズあるあるだけど、新しいモデルになるにつれて大型化・厚型化しているんだよねー。少しづつだから日常使いには影響しないけども。
ケースとフィルムは任意
相変わらずここは任意です。高額商品なのでケースやフィルムが必要だって人は方は多いと思う。でも更に重くなるし、せっかくの派手なオレンジが隠れてしまうのも嫌なので、筆者は相変わらずケースなしにこだわっています。
仮にケースをつけるならこれかなっと。
やはり純正品が一番。iPhoneの美しい外観を損ねないケースがよき。
フィルムは貼りやすさ優先ですよね、やっぱ。
そうそう、iPhone 17 Proは、16 Proに比べて、より画面が反射する印象があります。結構な映り込みが発生しているもんで、部屋の照明や太陽光なんかには気をつかいます。なので、アンチグレアフィルムなどで軽減を図るとよいかと思います。
iPhone 17 Proの性能チェック
ここからはiPhone 17 Proの性能について検証していきます。
ディスプレイ
iPhone 17 Proのディスプレイサイズは6.3インチ。iPhone 16 Proと変わらず。
| iPhone 17 Pro | iPhone 16 Pro | iPhone 15 Pro | ||
|---|---|---|---|---|
| ディスプレイサイズ | 6.3インチ | 6.3インチ | 6.1インチ | |
| リフレッシュレート | 1-120Hz | 1-120Hz | 1-120Hz |
これまで通り「ProMotion」ディスプレイを搭載し、最大120Hzのリフレッシュレートのおかげで、スクロールは滑らか。ヌルヌルと動きます。
A19 Pro搭載で性能アップ
iPhone 17 Proでは新しいA19Proチップを搭載している。6コアCPUは、2つの高性能コアと4つの高効率コアの構成。GPUはNeural Acceleratorを搭載した5コアGPUとなっていて、AI処理系が強化されているようです。ベンチマークソフト「Geekbench 5」で性能差を図ったところ、CPU・GPU共に進化を確認できました。
左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。


Appleによれば、iPhone 16から20%高速、iPhone 15からは80%も高速になっているそうです。これならニュータイプでも操作可能でしょうな。
バッテリーの持ちは少し上がったかな
バッテリー容量、急速充電のいずれも性能アップしている。
| iPhone 17 Pro | iPhone 16 Pro | iPhone 15 Pro | |
|---|---|---|---|
| バッテリー容量 | 4,252mAh | 3,577mAh | 3,274mAh |
| 急速充電 | 最大40W | 最大35W | 最大35W |
普段使いでも、2日で1回フル充電みたいな感じで使えています。
トリプルカメラは性能アップ
前述したとおり、アウトカメラが全て48MP化されました。デジタルズームも最大40倍。すごいぜ!
| カメラ性能 | iPhone17 Pro | iPhone16 Pro | iPhone 15 Pro |
|---|---|---|---|
| アウトカメラ | 広角:48MP(Fusion) | 広角:48MP(Fusion) | 広角:48MP(Fusion) |
| 超広角:48MP(Fusion) | 超広角:48MP(Fusion) | 超広角:48MP(Fusion) | |
| 望遠:48MP(Fusion) | 望遠:12MP | 望遠:12MP | |
| インカメラ | 18MP センターフレーム対応 | 12MP(TrueDepth) | 12MP(TrueDepth) |
| 光学ズーム | 最大8倍 | 最大5倍 | 最大3倍 |
| デジタルズーム | 最大40倍 | 最大25倍 | 最大15倍 |
iPhone 16 Proとの画像比較
性能比較のために、iPhone 16 Proとの比較画像を貼っておきます。すべて同じ位置でiPhoneを構えて撮影しました。参考になればうれしいです。
まずは1倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

次に2倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

次に4倍と5倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

そしてiPhone 17 Proの8倍がこちら。

これまでよりもズームが使いやすくなったっすね。
次に0.5倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

なんとなく、写真補正が15Proに戻った印象がありますね。見ている状態に近いかな。
次にナイトモード1倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

ナイトモード2倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

ナイトモード0.5倍での比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

ナイトモードでは、だいぶ違いがありますね。iPhone 16 Proは、写真の仕上がりがすごくて、見たままの写真になってない印象だったけど、iPhone 17 Proは見たままを撮影できている気がする。これは好みがあるからどちらがいいとはいえないけど、みんなはどっちが好みかなー。
マクロ撮影の比較。左がiPhone 17 Pro、右がiPhone 16 Pro。

iPhone 17 Proの方が、小さな傷まではっきり見えますね。カメラの精度なのか、余計な写真補正が入っていないのかはわからないけど。
はい、というわけで、iPhone 17 ProとiPhone 16 Proとの画像比較でしたー。
いずれのiPhoneでもきれいに撮影できているし、こうやって並べて比較しないと違いもわからないレベルなので、カメラ比較だけで購入する意味はないんじゃないかなっと思った筆者であります。
まとめ
iPhone 16 Proとの比較も交えながらiPhone 17 Proの進化を紹介しました。
筆者は256GBモデルを使っているんだけど、iPhone 17 Proは16 Proに比べて5,000円値上がりしていました。512GBモデルでは10,000円、1TBモデルでは15,000円の差があります。ストレージによって金額差が大きいので、選ぶ際には注意した方がいいかもですね。
まあ、ぶっちゃけ、iPhone 16 Proを使っているならiPhone 17 Proへ機種変更する意味なんてあんまりないかなっと。
iPhone 14あたりを使っているなら機種変更ありだけど、Proじゃなくてもいいかもですね。
ああ、そうそう。筆者は一緒にAirPods Pro 3を購入したんだけど、こちらはすごくよい。ケースがAirPods Pro 2より少し大きくなったけど。もし予算があれば検討してみてください。

この情報がiPhone 17 Proの購入を検討している方の役に立てばうれしいです。
おつかれさまでした。



