httpからhttpsへリダイレクトする方法 -.htaccess
.htaccessを使って、httpからhttpsにリダイレクトする方法を紹介します。
全ての通信を暗号化する「常時SSL化」が定着し、すっかりスタンダードとなりました。
それでも管理されていないWebサイトでは、httpアクセスのまま放置されているケースもありますね。
無料でSSLサーバー証明書を提供しているサーバープランがたくさんにあるのに、もったいないなーと思います。
設定はすごく簡単なんですよ。ルートに置いてある「.htaccess」というファイルにちょっと追記するだけで、httpからhttpsへリダイレクトできちゃうんです。
ここでは .htaccessを使ってhttpからhttpsへリダイレクトする方法 を紹介します。
Windowsユーザー向けです。ご了承ください。
目次
設定ファイル「.htaccess」の作成
隠しファイルに該当するので、エクスプローラーから隠しファイルの表示をオンにしておきます。
すでに利用しているサーバーのルートに「.htaccess」というファイルがある場合は、そのファイルをダウンロードして編集します。
ない場合は、「.htaccess」という新しいテキストドキュメントを作成します。
ファイルの編集にはテキストエディターを使います。メモ帳でもいいですが、サクラエディタなどを利用するのが好ましいですね。
wwwなしのhttpsのURLに統一する方法
wwwなしのhttpsのURLに統一するには、下記を追記します。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} ^www\.(.*) [NC]
RewriteRule ^ http://%1%{REQUEST_URI} [L,R=301]
wwwありのhttpsのURLに統一する方法
wwwありのhttpsのURLに統一するには、下記を追記します。
RewriteEngine on
RewriteCond %{HTTPS} off
RewriteRule ^(.*)$ https://%{HTTP_HOST}%{REQUEST_URI} [R=301,L]
RewriteCond %{HTTP_HOST} !^www\. [NC]
RewriteRule ^(.*)$ http://www.%{HTTP_HOST}/$1 [R=301,L]
FTPソフトでサーバーにアップロード
サーバーからダウンロードして編集した場合には、同じ場所へアップロードします。
新規に作った場合には、ルート（index.html/index.phpなどが置いてある場所）へアップロードしてください。
アクセスして確認する
予定通りのアクセスができているか、ブラウザを開いて、URLを入力して確認しましょう。
まとめ
.htaccessを使ってhttpからhttpsへリダイレクトする方法を紹介しました。
いかがでしたか？うまく設定できましたか？
前述しましたが、最近は無料SSLを提供しているレンタルサーバーも多くなってきました。筆者のおすすめはXSERVERですね。このサイトも利用しています。マニュアルが豊富で、ほとんどのことは自己解決できます。本当に困ったらメールで問い合わせもできます。丁寧に対応してもらえるので助かっています。当社のお客様の８割はXSERVERを利用されていますよ。
気が向いたら移行も視野にチェックしてみてください。
おつかれさまでした。