XAMPPでmysql_upgradeを実行する方法

XAMPPでmysql_upgradeを実行する方法です。

XAMPPでmysql_upgradeを実行する方法

そもそもmysql_upgradeを実行しようと思ったきっかけは、下記のエラーログを発見したからです。

[Warning] InnoDB: Table mysql/innodb_table_stats has length mismatch in the column name table_name. Please run mysql_upgrade

要約すると、問題解決のためにmysql_upgradeを実行しろって。

ここでは XAMPPでmysql_upgradeを実行する方法 を紹介します。

mysql_upgradeとは

mysql_upgradeとは、MySQL サーバーの現在のバージョンとの非互換性を調査し、問題があれば修復してくれるコマンドです。

リファレンスマニュアルには、下記の記載があります。

mysql_upgrade は、MySQL をアップグレードするたびに実行するようにしてください。

MySQL 5.6 リファレンスマニュアル

なるほど、MySQLでアップグレードなどの環境変更をしたら実行しないといけないのか。

mysql_upgradeを実行する

mysql_upgradeを実行する方法です。

必ず事前にバックアップを取っておいてください。

まずは、XAMPP Control Panelから「Shell」ボタンを押下します。

XAMPP Control PanelからShellボタンを押下

下記のコマンドを記述します。

mysql_upgrade -u root -p

mysql_upgrade -u root -pを実行

-p はパスワードプロンプトを出すという意味になります。環境に応じて使ってください。

-p はパスワードプロンプトを出すという意味

XAMPPのrootパスワードはデフォルトなしです。

Enterキーで実行すれば・・・、

Enterキーで実行

おおおー、OKがたくさん。正常終了したようです。

まとめ

XAMPPでmysql_upgradeを実行する方法を紹介しました。

mysql_upgradeを実行して以降、エラーも出なくなり安定しました。

MySQLでアップグレードなどの環境変更をしてエラーログが出ていたら、mysql_upgradeコマンドを試してみてください。

おつかれさまでした。

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