XAMPPで「examples」というURLが503エラーとなるのを解消する方法

XAMPPで「examples」というURLは503エラーとなります。

XAMPPで「examples」というURLが503エラーとなるのを解消する方法

XAMPP環境のhtdocs下に「exapmles」というフォルダを作ったとします。ブラウザから「localhost/examples/」とアクセスすると503エラーとなりました。

むむむ?なんだ、これ?どういうこと?!

意味が分からん・・・。

ここでは XAMPPで「examples」というURLが503エラーとなるのを解消する方法 を紹介します。


XAMPPのバージョン

筆者が使っているXAMPPのバージョンです。

  • OS: Windows 10 Pro 64-bit Ver.21H2
  • XAMPP: Ver.7.4.1
  • Control Panel: 3.2.4
  • PHP: 7.4.1

試したこと

まず試したのは「xampp/htdocs/examples」を作って、index.phpを置いてアクセスしてみました。

xamppのhtdocs下にexamplesを作ってindex.phpを配置した

つまり、URLは「localhost/examples/index.php」ってことですね。これが開かない。503エラーとなってしまいます。

ならばとWordPressを配備してみても、index.htmlにしてみても結果は同じ。そりゃそうだ。

どうやら「examples」という文字列の階層にアクセスすること自体がNGなようです。

503エラーの原因

いろいろ調べたところ、XAMPP内のApache設定に、Tomcat向けの設定があり、これが影響していることがわかりました。

Tomcatでは「/examples」というサンプルが用意されています。初心者が参考にするために作られたWebアプリですね。

よく考えたらそうかってなるけど、今回はTomcatを利用したいわけじゃないから、Apacheの設定を変えてあげないといけないというわけです。

503エラーの解決方法

XAMPPの503エラーの解決するには、XAMPPの設定を変えてあげる必要があります。

テキストエディタで「xampp\apache\conf\extra\httpd-ajp.conf」を開き、9行目の下記コードに、先頭に「#」つけてコメントアウトします。


#ProxyPass /examples ajp://127.0.0.1:8009/examples smax=0 ttl=60 retry=5

httpd-ajp.conf開いて9行目をコメントアウトする

Apacheを再起動すれば、アクセスできるようになります。

Apacheを再起動すればindex.phpへアクセスできる

参考サイト

まとめ

XAMPPで「examples」というURLが503エラーとなるのを解消する方法を紹介しました。

筆者も普段からJava/Tomcatで開発をしていますが、XAMPPを使っていないこともあり、「examples」ルールのことはすっかり頭から離れていて盲点でした。

同じことでハマっている方のお役に立てれば嬉しいですね。

おつかれさまでした。

この記事がお役に立ちましたら シェア をお願いいたします。