VLC media player 設定内容を別のPCへ移行する方法

VLC media playerの設定内容を別のPCへ移行する方法です。

VLC media player 設定内容を別のPCへ移行する方法

先日、Windows11を購入したので、VLC media playerをインストールしました。Windows10で使っていた設定内容を引き継げないものかと調べたところ、超絶簡単に移行できることがわかりましたので、備忘録として残しておきます。

ここでは VLC media playerの設定内容を別のPCへ移行する方法 を紹介します。


VLC media playerの設定内容

VLC media playerの設定内容は、下記のようになっています。

  • vlcrc: 本体設定
  • vlc-qt-interface.ini: インターフェース設定(ツールバーボタンの配置)
  • ml.xspf: メディアライブラリの設定(ライブラリに登録したフォルダやファイルのパス情報)

これらはそれぞれ個別に設定ファイルがあるので、必要に応じてバックアップしてください。筆者はめんどくさがり屋さんなので、全部コピペして移行しました。

VLC media playerの設定ファイルをバックアップする

まずは、移行元のPCでVLC media playerの設定内容をバックアップしましょう。

エクスプローラーを開いて、アドレスバーに下記をコピペし、Enterキーを押下します。


%appdata%\vlc

エクスプローラーのアドレスバーにVLC設定ファイルへのパスをコピペする

すると、VLC media playerのプロファイルフォルダが表示されます。

VLC media playerのプロファイルフォルダ

多くの場合「C:/Users/(ユーザー名)/AppData/Roaming/vlc」になると思います。AppDataは隠しフォルダなので、普段は見えていません。

3つのファイルをコピーして、移行先PCと共有できる適当な場所にバックアップしてください。

VLC media playerをインストールして起動する

移行先PCでVLC media playerをインストールして起動します。初回起動時にプロファイルフォルダが作られますので、ここにバックアップしたファイルをコピーします。

VLC media playerをインストールして起動しておく

VLC media playerの設定ファイルを移行先PCへコピーする

移行先のPCで、VLC media playerが起動中の場合は、終了させておきましょう。

移行先PCでエクスプローラーを開いて、アドレスバーに下記をコピペし、Enterキーを押下します。


%appdata%\vlc

移行先PCでエクスプローラーのアドレスバーにVLC設定ファイルへのパスをコピペする

移行先PCのVLC media playerのプロファイルフォルダ

移行元PCからバックアップしておいた3ファイルをコピペします。

移行元PCからバックアップしておいた3ファイルをコピペする

VLC media playerを起動して、設定が復元されていることを確認しましょう。

まとめ

VLC media playerの設定内容を別のPCへ移行する方法を紹介しました。

いかがでしたか、予想以上に簡単に移行できましたよね。筆者も驚きました。なんやかんや細かな設定をしていたので、簡単に移行できたのは助かりましたね。

おつかれさまでした。

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